2018年8月18日土曜日

8月18日

1号機の修復が完了し、いよいよ来週末にテストフライトの予定です。
本日は、残作業を片付けました。


駆動系のグリスアップ、組み付けを行いました。
久々なので忘れていることばかり。




こちらはエルロン可動部のカバーを製作中。構造が複雑なので苦労していました。




プロペラ取り付け部の裏ブタに回転数検知用の板を設置。
地味に手間取りました。



10年選手のテールコーン。ちょっとボロいですが使います。



修復完了した1号機の全景です。明日は回転試験などやります。



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Team 'F' 1号機 F-01T Nextz(ネクスツ) について


Nextzは人力プロペラ機の速度競技用に作られました。


今から10年前の2008年に製作が開始され、2010年に初飛行した機体です。その後、改良を経ながら、鳥人間コンテストやFAI速度記録飛行に挑戦してきました。
(チーム外のご親切な方がwikipediaの専用記事を作成頂いているようです)


 我々は現在もFAI速度記録の世界記録更新を目標に活動しており、世界記録専用機の"F-02T Nextz-Avant" を完成させ、Avantの運用技術の向上のために1号機を使った実験を計画しています。


ちなみに、Nextzの機体名には「新たな時代の始まり」という意味が込められていますが、実は由来は別にあり、東海ローカルのFM局 ZIP-FMのパーソナリティーである堀江美穂さんの決め台詞から頂戴したものです。


1号機製作当時、ZIP-FMの土曜夕方の番組、SATURDAY GO AROUNDの中で、堀江美穂さんが扮する「Dr.ミホのお悩み相談」というコーナーがあり、チーム員一同、大ファンでした。
そのコーナーが始まった瞬間、部品製作の手を止め、ラジオのボリュームを上げ、その悩ましくもテキトー感あふれる内容に笑っておりました。


そして、1号機ロールアウト後に機体名を決める段になって、議論紛糾した際にもこのDr.ミホのコーナーがラジオから流れていたのです。


Dr.ミホは、次のお悩みメッセージに話題を移す前に、鈴をチーンと鳴らし、『ネクスツ!』とおっしゃいます。それを聞いたチーム員がそのまま機体名として提案したところ、満場一致で決定しました。


我々のDr.ミホに対する敬愛は深いものがあり、2010年の鳥人間コンテストには、ひそかに堀江さんのお名前を尾翼とテールに書き込んで出場したほどです。
(ちなみに、機体名として「ネクスツ」を使用する許可は、Dr.ミホのお悩み相談のコーナーにて正式にご本人の許可を得ております)




以上、毒にも薬にもならない話でした。


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