2014年10月13日月曜日

10月11日、12日

最近、またパイプ焼き技術が脚光を浴びつつ(?)あるようで、問い合わせをいただいたりしてます。
(パイプ・・・炭素繊維で出来たパイプで、人力飛行機の一次構造材となります)

今週末は、静岡大学さん、大阪府立大学さんと共にパイプ焼き研修を行いました。


久々の大人数に作業場が湧きます。2本同時焼きなんてことも可能に。
マンパワーの素晴らしさを実感です。


晩御飯はお寿司。驚きの240貫です。
注文したお寿司屋さんも電話口で「はっ!?」と聞き返してくるレベルです。

「研修」と称して学生さんをタダ働きさせている手前、ここはチームとしてご馳走させていただきましたm(_ _)m

翌日焼きあがったパイプの一つがこれです。上々の出来栄えで、2号機のテール部分として使わせてもらいます。

静岡大学さんは土曜日の深夜に帰投されました。本当にありがとうございました!

さて、大阪府立大学さんは一泊の後、さらにもう一本、積層作業を手伝っていただきました。


+30deg/-30deg/+30deg/-30deg 合計4層のパイプです。2号機のドライブシャフトとして使用します。径を大きくとってるので、この程度の積層数でもねじり剛性はOK。

焼き作業は我々が引き継ぎ、お昼に大阪府立大学さんも離脱されました。
助かりました!ありがとうございました。



↑ 成人男性を満載したレンタカー。リヤの沈み具合が素敵です。


さて、学生さんたちがいなくなって静まり返った作業場。
続きの焼き作業をこなしつつ、作業場の掃除&レイアウト変更の準備を進めました。



また、2号機のパーツ組立の準備も開始。
よくわからないかもしれませんが、こちらはコックピット・フレーム後部の車輪取付部です。
ちょっと凝った成形のカーボンプレートが車軸受けになります。
(代表いわく、わざとカーボンプレートっぽいテカりを出したそうで・・・)



鳥コン後の秋ごろは学生さんの見学・研修等が多くなります。
もちろん大歓迎で、むしろ作業人員として役立ってもらっているのが実情です。

お問い合わせは当ブログ右側のメールアドレスにどうぞ。

また、11月末のスカイスポーツシンポジウムにも数名のメンバーが参加・講演予定ですので、こちらで質問いただいても結構です。

では今日はこのへんで。

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