2020年5月11日月曜日

番外編:ハンドランチ

人力機の整備がひと段落してきた2年ほど前から作り始めました。
主エネルギー源が人力なところに親近感があります。材料、製作方法等が人力機に近いものがあるので、人力機の材料を流用したり、逆に人力機に製作方法を応用したりしています。

現存の3機の紹介
・スモール
  翼幅:1050mm
  翼面積:14dm^2
  重量:172g
昨年のテストフライトで飛行場に持っていき、主にTF後に飛ばしていた機体です。
体験機としていろいろな人に貸しました。落としたり、ぶつけたりで破損と修復を繰り返して満身創痍ですがまだ飛べます。

・ミドル
  翼幅:1250mm
  翼面積:16.2dm^2
  重量:181g


アラミド直貼りのテスト機です。車のシートを倒さずに非分解で運べるサイズで計画しました。使用したアラミドクロスは1号機NextzPlusのエルロンの残材です。主翼の仕上がりがいまいちでしたがまあまあ飛びます。メカ室の最前部に入っているのは高度ロガーです。適当なものが見つからなかったのでArduino互換機を使った自作です。展開すると下の画像のようになります。これをZ型に折りたたんで収納しています。

風の調子がいいときのログの一部です。

・ラージ
  翼幅:1500mm
  翼面積:20.6dm^2
  重量:252g(カメラ搭載時)

フルサイズのテスト機です。テールブームに主翼接合部のステー用パイプの残材を補強して使ったのですがまだ剛性不足のようです。フラッペロン舵面も剛性不足でフラッターが起きるので作り直したいところです。
 ペイロードとスペースに余裕があるのでカメラを積んで飛ばしました。使ったカメラはこれです。

前方ビュー

後方ビュー

ランチの瞬間はこんなにテールがしなっています。


コロナ自粛の夜明けが見えつつあるので、もうしばらく辛抱すれば人力機のテストフライトも再開できると思います。それまではこうやって一人でフライトを楽しむことにしよう。


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