
主翼桁接合部の隙間充填作業。
CFプリプレグの上下集中積層により断面が楕円となっています。
これにリング状に加工した木材をはめ込むと、隙間が出来てしまうわけです。
穴埋め用材はエポキシ+フィラー(マイクロバルーン)。
子供の頃に食べた「ねるねるねーるね」と同じくらいの粘度にしてから流し込みます。

こちらは主翼CF強化リブの接着作業です。
リヤマウントの機能も兼ねるこの部材は、我々も初の試み。
接着時の重りはご覧の有様です。

昨日のうちに積層しておいたCFRPプレートが2枚焼きあがりました。
今回の積層構成は 0,+45,-45,-45,+45,0 の6層。
エルロンの部品として使用する予定です。
少しシワが出てしまったので、切り出すときは要注意です。

最初に紹介した接合部のエポキシ充填+接着待ち。
夜空に伸びる高射砲のよう。
今週はこのへんで。