2013年7月22日月曜日

2013TF総括

今期TFの総括です。

基本的にポールの際を回る練習の繰り返しでした。最後のフライトを載せます。ポールを回った後のオーバーシュートにパイロット本人は納得いってないようですが、その後、短距離でリカバリーしてキャッチの待つ滑走路センターに下ろしているところに操縦への習熟が見られます。フライトログを見ると、ラダーの大舵角操作が目立ちます。エルロンをかなり増強したのにあまり積極的に動かされてないように見えますが、小舵角でも十分効いているため動きが目立ってないということでしょう。旋回点から撮影した映像、ログ、軌跡は以下です。向かい風の影響で対地の旋回半径がR30m程度と小さくなってます。実際の対気の旋回半径はバンク角10~15度どおりのR40m~60mと思われます。






2013年7月21日日曜日

7月20日、21日

本番一週間前、準備は大詰めです。

外翼エルロン-最外翼エルロン間のカバーを調整しました。
エルロン作動時に少しこすれて浮き上がり気味だったのでクリアランスを確保。

 先週、修復した主翼のフィルムをかけ直しました。真夏のアイロンがけはきついです。
              
 本番用プロペラの整備も行いました。
汚れとり→コンパウンドがけ→後縁が欠けている部分を修復。 

暑い作業が続いたので小休止。今夏初のスイカを食しました。同時にスイカバーを食べている者もいました。メロンバーは不人気でした。


小休止の後はコックピット、中央翼周りの調整。中央翼もフィルムを張りなおしたので、ワイヤー・リンケージ用の穴を開けなおしました。
ここらへんは毎回、写真記録を残すのを忘れてしまっているので、今回はきちんと記録しました。
次の機体にちゃんと反映します。

駆動系を一度取り外してグリス・アップしなおしたので、回転試験も実施。
パイロットは不在だったので、活きのいい若者を使いました。。


いよいよ来週です。仕事が手につきません。

2013年7月14日日曜日

7月14日

テストフライト三昧の6月、すっかり更新をサボってしまっていました。
皆様のご協力もあり、機体・パイロット共にしっかり仕上げることが出来ました。
キャッチング・ランナー等を引き受けてくださった方々、この場を借りて御礼申し上げます。
m(_ _)m

さて、今週からは鳥人間コンテスト本番に向けた機体の補修・改良作業です。
運用開始から3年が経とうとしている機体「Nextz」の主翼はもうところどころ補修跡だらけです。本番までに綺麗な状態にしてあげたいです。

まずは主翼。 フィルムを剥がし、リブ・キャップの浮きを修正しました。



次は駆動系。クランクからドライブ・シャフトまで取り外して、内部の状態を観察。
グリスに少し錆が混じって茶色くなっていましたが、状態は良好。ギアのシム調整まではやりませんでした。

こちらはフェアリングの整備。フレームの補強は昨日13日(土)に終了していたので、今日はカラーリングと遮光フィルムの貼り付けを実施。


みんなでよってたかって遮光フィルムを貼り付け中。
 手が何本も交錯する状況。
遮光フィルムの貼り付け状況はこんなもんです。
これで少しはパイロットの消耗を防げるはず・・・


次期パイロットに完成後のコックピットを試乗していただきました。
チームリーダーはどこからかデジカメを取り出し、愛娘の雄姿を激写しまくり。完全に親バカです。

夕暮れ時、近所の方々がどこからか現れて機体を眺めていきました。
今日は夕立もあり、蒸し暑く、本当に夏らしい一日でした。

来週もこんな調子で機体の補修作業、鳥人間コンテストに向けた準備を進めていきます。

2013年5月29日水曜日

5月26日

富士川にて今季2回目のテストフライトを実施しました。

楽しみにしていたヤマハ・エアロセプシーの世界記録チャレンジは天候不適のため延期に。
来週末に再チャレンジということだそうです。ぜひ世界記録樹立を!


さて、今回は滑走路の脇の草地まで飛行範囲を広げ、スラローム飛行を実施しました。





ロール・イン操作にはまだムラがあるような印象です。ロール・アウト、その後の滑走路センターラインまでのリカバリ操作は非常にスムーズになってきました。

6月中にお天気の様子を見ながら、あと2回のテストフライト、7月に1回の発進練習を予定しています。

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我々のチームはとても少人数で、テストフライトはいつも外部の協力者に助けられながら実施している状況です。本日も遠方から2名の応援が駆けつけてくれました。
高速機ゆえの取り扱いの難しさはありますが,皆様のおかげでなんとかやっていけています。
これからもご支援よろしくお願いします。

2013年5月19日日曜日

5月19日

スピナー途中経過



削り終わった発泡スチロールのコア


コア表面にグラスを貼り、コアを掻き出した後


5月18日

 クランクギヤボックスの分解メンテをしました。
実働4年目突入ですがギヤのダメージは小さく十分継続使用できるレベルです。

駆動ギヤ(大) 駆動側

駆動ギヤ(大) 被駆動側

 被駆動ギヤ(小) 被駆動側

 被駆動ギヤ(小) 駆動側

参考
 http://www.juntsu.co.jp/qa/qa0404.html


2013年5月12日日曜日

5月11日

先日のTFでの破損箇所の修復を行いました。
主翼の簡単な修復と、垂直尾翼の接続部品の再取り付けです。



また、機首先端につけるプロペラ・スピナーの製作用冶具を作りました。
電動ドリルを使った簡易旋盤のような作りです。完成後の作業が楽しみです。




チーム・エアロセプシーさんの人力飛行機 距離部門の世界記録挑戦がいよいよ佳境を迎えるようです。今日もチームのメンバーが関連記事を持って来ていました。
是非とも世界記録を達成していただきたいです。
同じく世界記録更新を目指すチームとして、陰ながら応援しております!

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