迫り来る年の瀬。
もうなんにもしたくないのに
すべきことだけは沢山あるという現実。
「それは、おまえら人間だけだ。」
さて全ての現実に背を向け、関西支部では
プロペラの表面処理技術の検討を続けています。
適切なカバー材、ベースコート、サンディング、トップコート
を選定することで、繰り返し塗装と磨きの回数を
大幅に減らしたいと目論んでいます。
バルサでプロペラの試験片を作ります。
生地状態で18g。
左:20g/m2 右:25g/m2
肌理の異なるGF2種をウェットレイアップして
重量を比較します。
ウェットレイアップ後の重量は
20g/m2:20g 25g/m2:22g
既に重量差がでています。
また、表面の状態は25g/m2のほうが肌理が粗い分、
サンディング手間、パテ盛り手間がかかります。
次はベースコート材の比較です。
左:ポリエステル白色ゲルコート 右:エポキシ黒色ゲルコート
白色ゲルコートはエアガンにて吹きつけを行いました。
強烈な臭いにクラクラします。中毒中毒。換気が大切。
黒色ゲルコートはスポンジで均一に塗りつけました。
25g/m2GF+ポリエステル白色ゲルコート: 27g
20g/m2GF+エポキシ黒色ゲルコート: 23g
白色ゲルコートのほうが膜厚の残量を見極めにくく、
削りが甘いために重量が嵩んでいます。
GFによる重量差を差し引くと、ゲルコートの違いによる差は2g程度。
最後に塗装の乗りを比較しました。
シルバーラッカー2度吹き+クリヤ2度吹き
これは明らかにポリエステルゲルコートほうが塗装乗り、
発色ともに良好でした。
ウェットレイアップ後の重量は
20g/m2:20g 25g/m2:22g
既に重量差がでています。
また、表面の状態は25g/m2のほうが肌理が粗い分、
サンディング手間、パテ盛り手間がかかります。
次はベースコート材の比較です。
左:ポリエステル白色ゲルコート 右:エポキシ黒色ゲルコート
白色ゲルコートはエアガンにて吹きつけを行いました。
強烈な臭いにクラクラします。中毒中毒。換気が大切。
黒色ゲルコートはスポンジで均一に塗りつけました。
1500番までサンディング。
プラスチック用コンパウンドでフィニッシュした状態です。
黒色のほうが若干傷を取りにくい印象をうけます。
白色は磨きに対し、かなり素直に鏡面が出ます。
白色は膜厚が厚いため、パテ盛り効果も高く、
凸凹を吸収しやすいです。
25g/m2GF+ポリエステル白色ゲルコート: 27g
20g/m2GF+エポキシ黒色ゲルコート: 23g
白色ゲルコートのほうが膜厚の残量を見極めにくく、
削りが甘いために重量が嵩んでいます。
GFによる重量差を差し引くと、ゲルコートの違いによる差は2g程度。
最後に塗装の乗りを比較しました。
シルバーラッカー2度吹き+クリヤ2度吹き
これは明らかにポリエステルゲルコートほうが塗装乗り、
発色ともに良好でした。
今回はサーフェイサーを使用していませんから、
塗装の出来不出来はベースコートと腕前に左右されます。
それでも概ねピカピカには仕上がっていますので、このあと
コンパウンドをかければほぼ満足すべき結果となるでしょう。
現状での結論は、20g/m2GF+ポリエステルゲルコートの組み合わせで
重量トントン、塗装の仕上がりと手間削減は最高となりそうです。
ただし、作業場の埃と換気問題だけはなんとかせねば、、、、、。
塗装の出来不出来はベースコートと腕前に左右されます。
それでも概ねピカピカには仕上がっていますので、このあと
コンパウンドをかければほぼ満足すべき結果となるでしょう。
現状での結論は、20g/m2GF+ポリエステルゲルコートの組み合わせで
重量トントン、塗装の仕上がりと手間削減は最高となりそうです。
ただし、作業場の埃と換気問題だけはなんとかせねば、、、、、。
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